少し前に、ストレス対処にぴったりな本を紹介しましたが、記事のアクセスが多く、こういった本を探している方も多いのかな?とおもったので、またオススメの本の記事を書いてみたいと思います。
今回紹介するのは、また仏教的な話か〜い!!と思う方もいるかもしれませんが、今回は禅に関する本。
禅とは簡単に言うと仏教の宗派のこと。仏教の中から禅宗が生まれたと言えば分かりやすいですかね?
この本の中には考え方をシンプルにしてくれる禅の言葉がたくさんあり、今の世の中を楽に生きていくためのヒントが散りばめられています。
それではレビューを書いてみたいと思います。
本の紹介
禅とはただ座禅を組み、自ら精神を整え、その結果、悟りを開こうと言うもの。
禅の考えは世界に広がりをみせており、あのスティーブ・ジョブズも禅を愛し、Appleのデザインにも禅の教えが盛り込まれていると言われています。
本を書いているのは枡野俊明さんという住職の方で、以前このブログで心配事の9割は起こらないという本を紹介しましたが、それを書いた方と一緒です。
この「人生をシンプルにする 禅の言葉」には「禅語」なるものが沢山書かれているのですが、一つ一つの言葉にと〜っても奥深い意味があります。
必ず一つは自分の心に突き刺さる言葉が見つかるはずです!!
私がリピートしまくっている項目
今回も私がよくリピートする項目を紹介してみます。
この第4章の「悩みをほどく」という項目に、毎回ぐっとくるので、一覧にしてみます(笑)
- どうしようもないことは、流れに身を任せる
- 「祈る」とは、心をからっぽにすること
- 執着の心を一瞬消すだけで、悩みはなくなる
- 心の安定が、病を遠ざける
- 次々と問題が起きたら、次々と解決していく
- 無理に白黒つけない
- 「今していること」に集中する
- 今日を生き切る
- 笑かければ笑い返してくれる
- 呼吸を整えて、三毒を出す
私は不安障害を治すために森田療法も認知行動療法もやりましたが、その考えはここからきてるんじゃない?と思うほど同じことが書いてあります。
例えば、上の項目をもとに私がお薬の減薬で考えていることを書いておきます。
と実際に、私はこう考えてやっています。
最高の禅の言葉
この本の中で最高だと感じた禅の言葉を紹介したいと思います。
苦しみや悲しみは絶対に続かない。(万法帰一)
「不幸せは永遠に続くことはない」この言葉に何度も励まされました(涙)
でも本当にその通りで、ずーっと不幸せなんてことはないんです。
山あれば谷ありでどんな人にも人生は平等です。
幸せか不幸せかはその人の感じ方次第だと私は思っています。
この項目を読むたびに、やっぱり今を一生懸命生きていくことがとても大切だなと改めて思いました!
シンプルな発想が心を豊かにすると思う
私は心の病気になってから、複雑に考えることばかりをしてきたように思います。
治すことを考えて考えて、でも考えたところで答えはありませんでした。
結局、自分にとって幸せだと感じることを積み上げていくことが克服への近道ではないかと思っています。
あと、ちょっと悪いことがおこっても鈍感になること。
周りに左右されない自分を持つことが大切だということを、私はこの本に教わりました。
複雑に物事を考えてしまう方には是非ともオススメしたい一冊です。
コメント
2冊の本買ってみました。
ベンゾによって、過敏になって進みづらくなった場合、こういう本が救いになりますね。
自分では焦ってないと脳では思い込んでいても、心が焦っているので、葛藤防止のためにも、趣味や読書、運動は必要ですね。
ホリゾンさんへ
こんにちは。ご無沙汰しております(*^_^*)
本購入されたんですね。とっても嬉しいです。
私も減薬時は特に、こういった本に救われていました。
焦ったり、くじけそうな時に気持ちをリセットするためによくお風呂で読んでいました。
今でも心に迷いがでたりすると、これらの本を読むことを続けています^ ^
心の持ちようを軽くすると、わたしは減薬がスムーズに進んだように思えました。