前回の記事で犬島への旅支度・アクセスについて詳しく書きましたが、今回は島の魅力について書いてみたいと思います。
犬島の魅力は沢山ありますが、代表的なものは犬島の精錬所跡地にできた美術館や「家プロジェクト」と呼ばれる民家の中に溶け込んだアートの展示、その他にも美しい島からの風景など、たった数時間そこに居ただけなのに別世界に来た気持ちになれました。
そんな犬島のおすすめスポットをここでは書いてみたいと思います。
この記事の目次
犬島マップ
まず犬島の全体の観光マップを。
でも実際は、上の四角に囲まれた枠内で十分に網羅できます。
まずはチケットセンターに向かう
船で犬島についたらまずはチケットセンターに向かいます。
港からチケットセンターまでは目と鼻の先なので迷うことはないと思います。
チケットセンターに付いたら、まず美術館のチケットを購入してください。このチケットで「家プロジェクト」も見ることができるので、先に買っておくと便利です。チケット料金は2,060円になります。
前の記事にも書きましたが、チケットセンターは10:00からオープンとなります。
美術館や家プロジェクトも10:00からなので、犬島へ到着するのは10:00以降が良いと思います。
犬島「家プロジェクト」
犬島の街並みに「日常の中の美しい風景や作品の向こうに広がる身近な自然を感じられるように」と制作されたギャラリーがこの家プロジェクトです。
ゆったりとした集落の中に鮮やかなアートが浮かぶとても素敵なギャラリーばかりでした。
いっぱい写真を撮ったので、写真で紹介しますね。
S邸
荒神明香 「コンタクトレンズ」2013
A邸
荒神明香 「リフレクトゥ」2013年
C邸
下平千夏 「エーテル」2015年
F邸
名和晃平「Biota (Fauna/Flora)」2013年
石職人の家跡
淺井裕介 「太古の声を聴くように、昨日の声を聴く」2013-2016年
くすっと笑える犬島アート
犬島には島中にちょこっとしたアートが張り巡らされています。
歩くだけでとても楽しい気分になりました。
犬島ハウスプロジェクト
犬島の島犬ちゃん。家を犬小屋に見立てていてとってもユニークです。
道ばたのアート
こういうのもキュンと来ちゃいます。
犬島精錬所美術館
犬島と言えば、この精錬所美術館です。
まさに天空の城ラピュタの世界か!!というくらい時が止まった空間になります。
この美術館ですが、1909年に精錬所として建てられたものらしいですが、わずか10年で銅価格の大暴落で廃業したそうです。
ちょっとした廃墟のようですが、100年以上も原型を美しく留めている姿に何か壮大なものを感じました。
美術館内は撮影禁止だったのですが、6つのセクションがあり日本の近代化に警鐘を鳴らした小説家の三島由紀夫を重ねた作品が見れました。
この作品達はかなり印象的なので、行かれる方には是非とも見て頂きたいです。
ここが発電所の跡地で、実際は物凄い迫力です。
美しい瀬戸内の景色
そして何より魅力的だったのが全て瀬戸内海に囲まれた美しい景色でした。
不安障害になってから人生が真っ暗になってしまって、もう何処にも行くことなんて出来ないと思っていましたが、そんなの嘘でした。(笑)
どこの海よりも私は瀬戸内海が大好きなので、この旅の節々で幸せを感じていました。
旅は自由な気持ちになる
正直言うと、一人旅が不安じゃなかったかと言えば嘘になります。
でも、旅している最中って夢中だから体のことって忘れてしまって心が自由になるんです。
今回一人旅をしてみて、更に大きな自信になったし、もっともっとこれから色んな所に出掛けたくなりました。
私も数ヶ月前までは自分がこんなに動けるようになるなんて想像もしていませんでした。
でも、動けば動くほどエネルギーが戻ってきているのは確かです。
自分のやりたいことに向かって動きさえすればどうにかなります。
皆さんも、思い切って是非旅に出てみてはいかがでしょうか。
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