2017/5/23の記事で水溶液の減薬をスタートさせた記事を書きました。
一度ハイスピードの断薬で失敗し、再服用。
なんとかレキソタン0.5mg/dayで耐えられるところまでいけたので、ゆっくり水溶液減薬ですすめています。
現在10%減で、レキソタン0.45mg/dayです。
再度減薬する際に、しっかりと計画を練って辛すぎる思いをしないようにとエクセルで日誌をつくりましたので、それについて書いてみます。
決まり文句で大変申し訳ありませんが、減薬や中止による不都合(離脱症状など)については責任を負いかねます。あくまで私の個人的体感によるものですので、ご了承頂き、記事を読んでください。
私の減薬記録
このようなかんじでエクセルのリストをつくって毎日書き込みをしています。
日付、飲んだ時間はわかると思うので、説明は割愛しますね。
服用量
その日に服用したトータルの量です。
私の場合は1日1回だけなので、その量を入力しています。
1日3回飲んだらそのトータル量をまとめて入力になります。
減薬率
私は水溶液減薬をはじめた0.5mgを基準に減薬率を計算しています。
これはモチベーションの維持のためにつくりました。
数字にすると「微量だけども減っているんだな」と安心します。
血中濃度
あるブログでメイラックスの血中濃度の計算式を見かけました。
「メイラックス エクセル 血中濃度」で検索すると上から3番目くらいにでてくると思います。
これを参考に私も計算式をつくりました。ブログ主様ありがとうございます。
私の場合レキソタンなので、血中濃度の半減期は20時間と過程しました。
F列の12行目ですが赤枠のように「=F11*0.4+D12」という数式が入っています。
これは前の日(5月10日)の血中濃度(F11)に対して、半減期(50%)が20時間なので体の中には40%(0.4)残っていると過程し、F11*0.4という計算式を入れています。
ここに当日(5月11日)の服用量(D12)を足すと、当日の血中濃度になるというものです。
あくまで目安ですが、大幅な血中濃度のずれには至らないかなと考えていますし、これがスロー減薬の道筋となっています。
ジアゼパム換算
ジアゼパム(セルシン)を基準に、自分が飲んでいる薬剤の力価を知るというということは大事だと思います。
力価とは
ベンゾジアゼピン系薬剤には多くの種類があります。それぞれ力価において大きな違いがあり、等価用量は20倍も異なります。例えば、アルプラゾラム(ソラナックス、コンスタン)0.5ミリグラム(mg)は、大よそ、ジアゼパム(セルシン、ホリゾン)10 mgに相当します。従って、アルプラゾラムを一日6 mg(米国では稀ではない処方量)服用している人は、ジアゼパム120 mgというかなりの高用量を摂取しているに等しくなります。このような力価の違いを医師達が常に詳しく認識しているとは限りません。また、ここに示したような等価換算値を受け入れようとしない医師も中にはいます。それでもやはり、アルプラゾラムやロラゼパム(ワイパックス)、クロナゼパム(リボトリール、ランドセン)といった高力価のベンゾジアゼピンを服用中の人は、相対的に高用量を摂取している傾向にあります。この力価の違いが、あるベンゾジアゼピンから別のベンゾジアゼピンに切り替える際に重要となります。
引用 – アシュトンマニュアル
私の場合、レキソタンはジアゼパム(セルシン)の2倍になります。
なので、血中濃度を2倍に計算して管理しています。
計算式はこのサイトがわかりやすいです!!
http://www.yoshida-hospital.org/fuan/doc/q.html
薬の力価や半減期の詳しい説明は下記の記事をご覧ください↓

天気
減薬中は天候によっても影響を受けやすいと言われているので、メモしています。
その日の体調
紹介したエクセルのシートには掲載していないのですが、天気の右横にその日の体調を書いています。
これをトータルでみながら離脱症状のパターンを予測し、どのタイミングで減薬していくか、ステイをするかを決めていっています。
現在の離脱症状
現在の離脱症状ですが、失敗した元の離脱症状がまだ残っているので安定しているとは言えませんが、日常はおくれている状態です。
どれも耐えれるものです。
- 頭の圧迫感
- 頭の圧迫感にともなう軽い眩暈
- 動悸
- 息苦しさ
- 不安感
- ごくたまに手足がビリビリしたりする
無理をしないようにスローで進んでいきたいと思います。
コメント
質問です
例えば朝昼晩とデパス0.5飲んでいるのですが離脱の半減期が6時間くらいなのですが何処かで4回にならした方が良さそうですか?
我慢できる程度の頭痛とかはあって我慢ししたままが良さそうですか?
ただ、変なのきたときがと思い
置換は、怖くてどうすればよろしいかと
主観でいいので返答お願いします
睡眠は、全然とれて
もぐらさんへ
お問い合わせ頂き、ありがとうございます。
服用回数の変更ですが、現状のままいけそうであれば特に増やさなくてもいいような気がします。
私の場合は過去の断薬失敗もあって、薬を飲まない時間の離脱がきつかったので服用回数を増やしただけなので、
無理に回数を増やさず、現状の3回を微量で減らしていけば問題ないかと思います。
あまりご無理なさらず、自分の身体の声を聞いてゆっくりすすめてくださいね。
返答ありがとうございます
元々、我慢する方でしたが、どんなのが我慢しずらいでしたか?
実際今も頭痛、首凝りとかはあって我慢しています
また、睡眠が全然取れていないのてすが主観でいいので睡眠薬は使った方がいいですか?
もぐらさんへ
私は精神的なものは我慢できませんでしたね。特に強い焦燥感や不安感などは無理でした。
ひどかった離脱症状がおさまって水溶液減薬に切り替えてからは、我慢できないほどの症状は特に感じていませんでした。
頭痛や凝りも多少ありましたが、マッサージしたり入浴したりしてました。
我慢の範囲は、減薬しながら仕事をしていたので、仕事ができるか、家事ができるか、友達と遊べるか、という日常生活を基準にしていました。
睡眠薬もほぼベンゾなので、睡眠薬を使用したらベンゾが増えるだけなので減薬が本末転倒かと思います。
わたしなら睡眠薬は飲まず、現状のデパスは減らさず状態を安定させ、生活リズムや運動、食事も含めて自律神経をできるだけ整えるよう努力すると思います。
素早い返事ありがとうございます
どちらかと言えば、精神不安の早く寝なければとか薬飲まなくてはとか強いです・・
できる限り半身浴や自転車で昼ごはん買いに行ったり、なんとか仕事したりです
減薬ばかりに、目がいってしまいどう脱け出そうかと・・
自律神経は、ベンゾ飲んでるからといってなんとかなりましたか?
なんか、オンオフがうまく行かなくて
これも精神的不安定ですかね
もぐらさんへ
ベンゾで自律神経がなんとかなることは、ないと思っています。
むしろ薬によって、自分自身の自律神経がきちんと働かなくなるんじゃないかと思います。
もぐらさんは不安な気持ちが強く出ているような印象を受けます。
しかし、不安は不安しか呼びません。
減薬で不安が増しても自律神経にはよくないと思いますので、状態が安定して心の余裕がでてからの減薬で宜しいのではないかと思います。
返答ありがとうございます
自律神経がベンゾ飲んでる限りうまく切り替わらないかと考えて、どうすればいいか模索してます。過度な、心配のせいかもしれませんね
心に余裕を・・ベンゾが嫌だと思ってから中々難しいですね・・笑