私は、1度、安定剤の断薬に失敗しています。
一気断薬ではなかったのですが、薬を減らすスピードが速かった為、脳の回復が追いつかず沢山の不定愁訴が出てしまい、断薬から1ヶ月半で再服用に至りました。
再服用後の現在、レキソタン0.5mg/dayで幸いにも離脱症状は落ち着いてきています。
今はしっかりと立て直し、さらにゆっくりと減薬をはじめる予定です。
決まり文句で大変申し訳ありませんが、減薬や中止による不都合(離脱症状など)については責任を負いかねます。あくまで私の個人的体感によるものですので、ご了承頂き、記事を読んでください。
飲んでいた薬と服用期間
飲んでいた薬と服用期間の一覧になります。
これ以外にも数日程度飲んだ薬もありましたが、体に合わず変薬したり、やめたりしているので、そういったものは省いています。
●安定剤レキソタン1mg
2016/9から服用(服用期間5ヶ月)
頓服だけど平均したら1日1mgのんでいたかなーという感じ
2017/1末にメイラックスに置き換えて断薬
●安定剤メイラックス1mg
2017/1末から服用(服用期間1ヶ月半)
レキソタンとフルニトラゼパムの断薬の置き換えのため
1mgを2週間→0.5を1か月→0.4を2週間→0.25を2週間のペースで2017/3半ば断薬
1~2週間後にかけてどんどん離脱症状が酷くなる
●睡眠薬 レンドルミン0.25mg(服用期間1ヶ月)
2016/9から服用
7時間寝れないので10月から医師の指示でフルニトラゼパムに変更
●睡眠薬 フルニトラゼパム max2mg(服用期間5ヶ月)
2016/10から服用
1mgからスタートしたが、半月くらいでMAX2mgまでに
しかし2mgにしてもあまり変わらず、自己判断で1.5mgにして1ヶ月
2016/12から減薬をはじめ、2017/2末で断薬
離脱症状は感じなかった
●抗鬱剤 レクサプロ(服用期間4ヶ月半)
2016/12から5mg服用
効果わからず、1か月後なんとなく2.5mgへ
2017/3に入ってから自己判断で1.25mgへ
2017/3半で断薬
離脱症状なし?
というような感じで、全体的に結構早いペースでの減薬となっていますね…
問題はベンゾジアゼピンだった
べンゾジアゼピンとは安定剤、睡眠薬のこと。
即効性があり効いた感じがしますが、長期服用は依存を形成してしまうと言われています。
依存は毎日服用していれば早くて1カ月ほどで形成されることもあり、8ヶ月では半数近くにも上ると言われています。
私の場合は、服用半年程度ですが完全に依存形成してしまっていました…
減薬は絶対に焦らない
依存が形成されると知ったらすぐにでも辞めたくなりますよね。
しかも医師に不信感を抱きますよね?
わかります!私も勝手に減薬計画表を作っていました(笑)↓
また、飲んで半年が依存の目安を医師に言われたものだから、相まって減薬のスピードを速めまくっていました。
「なんだか大丈夫かな?」と思ったら先にどんどん進めたくなるんです。
断薬さえすれば落ち着くと思い、しんどくても気合いで進めてしまっていました。これが断薬失敗の原因です。
ゆっくりとした減薬で脳の回復を待つ事
ベンゾジアゼピンの長期影響によって脳の抑制性の神経伝達物質であるGABA受容体の数が減ってしまっています。
このGABA受容体が鎮静の作用を担っており、すぐに回復をするものではありません。
だからこそ微量減薬をし、ステイの期間をしっかりとって脳の回復をしっかり待つ。その間に減薬した分のGABA受容体は自然に回復します。
焦って減薬してもGABA受容体の回復が間に合わず、交換神経が大暴走する離脱症状をおこしてしまうのです。言い換えると急いで減薬をしてもGABAが回復しないと意味がないということです。
ゆっくりゆっくりGABAの回復に合わせ減薬を繰り返していくことで、きっと大きな離脱症状を出さずに断薬できるのではないかと信じています。
もちろん減薬に長けた医師の協力を得られればなおのこと心強いですよね!
あと1週間程度して、離脱症状が気にならなくなったら水溶液減薬にトライしようと思っています。再減薬をスタートするにあたり参考にしたブログの記事も書きました。

再減薬後の経過はこのサイトで随時更新していきますね!
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