不安障害になり西洋薬を飲んでいましたが、減薬する過程で離脱症状が出てきた為、漢方の併用をはじめました。
私が通っているクリニックはたまたま漢方にも詳しかったので、症状に合わせて数回種類を変えながら処方してもらっています。実際に試した漢方の感想をまとめてみました。
この記事の目次
漢方のメリットは?
精神薬を飲まれている方なら分かると思いますが、西洋薬は即効性もあり切れが良い為、作用だけでなく副作用も目立ってきます。
漢方は生薬と呼ばれ、自然界に存在する天然物を組み合わせて作っているので、西洋薬に比べると副作用が少なく、安全に使えると言われています。
私も医師からはじめて漢方の話をされたとき、「はじめから漢方出してよ!!(笑)」と思いました…
この「安全」というのは、とても大事ですよね。
実際に使用した漢方薬の感想
半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)
不安障害や自律神経に用いられる代表的な漢方だと思います。
まず減薬するとなったとき、この漢方が処方されました。
特にのどが詰まった感じや、胃腸障害、不安感に対応しています。
減薬中4ヶ月程度飲みましたが、離脱症状で良くあるヒステリー球や胃腸障害は全く出ませんでした。私は半夏厚朴湯のおかげかな?と思っています。
酸棗仁湯(さんそうにんとう)
主に不眠症で用いられる漢方になります。これも睡眠薬を減薬するときにサポートとして併用していました。不眠だけでなく、動悸やめまいなどにも効果があるみたいですね!
飲んだ感想はマイルドに寝付かせやすくしてくれる印象。飲んだ後、少しぼーっとするような感覚で、はっきりとした効果が分かりました。
基本的に半夏厚朴湯を飲んでいたので、寝にくそうだなと思う日に飲むようにしていました。
桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)
強い神経症に用いられる漢方です。パニック障害や不安感、興奮などに用いられる漢方です。
これは完全断薬した後、半夏厚朴湯ではどうにも不安感が強くなり処方されました。今現在のんでいる漢方です。
正直効いているかは…わかりません!!それだけわたしは症状が強いのかも知れませんが…ただ合う方にはハマるみたいなので、ご安心を。
結果、個人的にオススメなのは半夏厚朴湯でした。
生姜も成分に入っているからか、冷え性の私には合っていたのかもしれません。
この記事を書いた後に、離脱で頭痛が酷くなってしまい呉茱萸湯(ごしゅゆとう)という漢方も飲んだので、その感想は別の記事に書いています↓

漢方の後ろ盾に助けられた
急に薬がなくなるというのは本当に不安なものです。私自身、間違い無く減薬や断薬をした際に漢方があるという安心感は計り知れないものでした。
減薬を考えていらっしゃる方は、漢方を上手く取り入れてみてはいかがでしょうか?ちなみに合わせてサプリも試したので気になる方は合わせて読んでみて下さいね。

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