産後鬱の減薬スタート

産後鬱

前回のブログでは産後鬱の症状が落ち着き、実家から息子と2人で自宅に帰宅したところまで書きました。

産後鬱の治療【その③】
前回のブログでは産後の不安障害が悪化し、きちんとお薬を服用しはじめたお話しでした。 ここから徐々に復活へむかっていきます! セルトラリンが効果を発揮する 不安発作がおさまらず、SSRIのセルトラリンを服用し始めて約2週間が...

ここから回復を続け、医師の指示により減薬がスタートしていきます。

私は産後鬱になる前に不安障害を経験し、ネットで精神薬の離脱症状を知り怯え、早く薬をやめたくて失敗した経験があります。

どうにかして減薬したいと思い、【水溶液減薬】という水に薬を溶かしてほんの少しずつ減薬する方法で苦労して1回目は断薬することができました。

2回目の減薬は…結論から言うと医師の言う通りに減薬すると、拍子抜けするくらい自然に断薬できたんです。

減薬に悩んでいる方にこんなことがあるという事実を知ってもらいたいので、細かく書いていきたいと思います。

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自宅に戻ってからの生活

息子を産んで自宅に戻るまでにもう3か月以上が経過しており(里帰りを含めると5か月くらい経っていた…)浦島太郎状態のわたし。

本当に産後鬱で、こんなにいっぱいの薬を飲んでいる状態で子育てなんてできるんだろうか…

帰宅した直後はこんな不安でいっぱいでした。

し、か、し!!

子育てはまったなし。

主人は仕事なので平日はほぼワンオペ状態。今まで実家で甘えていましたが、子育てはもちろん家事も全部ひとりでやらねければいけない。

もう毎日がめまぐるしくて、めまぐるしくて、あっという間に時間が過ぎていきました。

でも…これがわたしの性に合っていた。

忙しすぎて、自分に構う余裕がないことが逆に不安障害の治療に良い影響を与えており、たまに身体がしんどいかな?という程度のことはあっても自分のことに構う余裕はありませんでした。

そのおかげか、大きく体調が崩れることはありませんでした。

減薬をスタートする

毎日の慣れない子育てと育児に翻弄されていたのですが、明らかに薬の効きが前より良くなっていることに気が付きました。

ワイパックスを1日3回も飲んでいたので、とにかく眠い…

” 薬がもう多すぎる気がする…” と感じた私はワイパックス1日3回のところを2回に減らしました。

これに関しては帰省する前に医師から

「大丈夫だったらワイパックスは1回分くらい減らしていいからね。できたら朝か昼の分を減らして。」

という指示があったので、すんなりと1回分を減らしました。とくに何も起きませんでした。

そこからワイパックスを適当に朝と昼の間くらいと夜に2回飲むようになりました。

この時に飲んでいた薬は以下の通りです。

  • ワイパックス0.5mg×2回(朝昼の間、夕食前くらい)
  • レンドルミン0.25mg(寝る前)
  • セルトラリン25mg(夕食後)

ワイパックスを更に減らす

セルトラリンの効果もあり、自宅に帰省して1か月が経ったころには、ほぼ調子を取り戻していました。

夜泣きや授乳もあるのでもちろん朝までぐっすりとは眠れませんが、それでもまだまとまって寝てくれる子だったので、睡眠時間は確保できていたように思います。起こされても再入眠できない、なんてこともなく、「あんなに産後は眠れなくて死にそうだったのにな…ほんとうに良くなったな。」と振り返って実感できるくらいでした。

自宅に戻ってから1か月後の電話診察の日、状況を説明すると先生はとても喜んでくれて減薬を提案されました。

「良かったね!!そこまで戻ってきたんならワイパックスをもう1個減らしてもいいよ!」

「急に1個も減らして大丈夫ですか?2週間おきに1/4くらいとかでやったほうがいいんじゃないですか?え?というかどうやって減らしたらいいんすか?」

「そういう決まりきった考え方だと減薬には失敗すると思うよ。心配だったら半分に割ってみたら?で無理だったら元にもどせばいい。大丈夫かな?って思ったときに半分くらいにして飲んでみたらいいいんじゃない?」

「そんなスピードでやって離脱症状とかでないんですか?」

「離脱症状なんて考えてやってるとそんな症状がでてくるよ!自分のペースでやったらいいんですよ!無理なら飲めばいい。大丈夫なら半分にしてみたらいい。それでやってみて!」

「朝と夜の分どっちから減らしたらいいんですか?」

「減らせそうな方からでいいよ!」

なんたるアバウト!!!!!!

そう思ったのですが、何となくこのやり方でやってみてダメだったらまた水溶液でもすればいいか!くらいの感じだったので、とりあえずやってみることにしました。

ワイパックスが残り1錠になる

先生の言われたとおり何となく自分で考えて、まずは夕方のワイパックスを減らしてみることにしました。

朝昼のワイパックスを急に減らすと日中が怖かったので、なんとなく夕方の方が減らせそうかな?と思ったんです。

そこから夕方のワイパックスを半分にして飲んでみました。ただ、あまり眠れなかった日や頭痛がしたり体調があんまりよろしくないと感じたときは迷わず1錠のみました。

そんなことを繰り返していくうちに自然と夕方のワイパックスが半錠なのが当たり前みたいになってきました。

そして夕方のワイパックスが半錠になったとき、今度は朝昼のワイパックスを半錠にするようになりました。

わたしはビビリなので、急に1回の服薬がまるっとなくなるのが不安だったので、夕方のワイパックスと同じような感じで半錠にしたり、ちょっとまずいなと感じたら1錠をためらわず飲む!ということを繰り返していくうちに、自然と朝昼のワイパックスも半錠になりました。

これで自然にワイパックスをトータル1錠減らせたことになります。
ここまでですが、たぶん1か月半くらいで自然に減らせたような気がします(すいません…うる覚えです…)

この時点での服用は以下の通りです。

  • ワイパックス0.25mg×2回(朝昼の間、夕食前くらい)
  • レンドルミン0.25mg(寝る前)
  • セルトラリン25mg(夕食後)

ワイパックスの飲む時間を置き換える

朝昼の間と夕食前の2回、ワイパックスを半錠ずつ飲んでいたのですが、これまた育児に追われて、ある日、朝昼のワイパックスを飲み忘れたことがあったんです。

セルトラリンがしっかり効いていることもあってか午前中に辛いと感じることもほぼなくなっていたので、飲み忘れを機に朝昼をやめて、少し早めの夕方の16時くらいに丸1錠(0.5mg)飲む方法に変えてみたんです。

そしたらそれが案外上手くいって、自然に朝昼は薬を飲まなくても生活できるようになりました。

特に大きく体調の変化もありませんでした。

この時点での服用は以下の通りです。

  • ワイパックス0.5mg(16時くらい)
  • レンドルミン0.25mg(寝る前)
  • セルトラリン25mg(夕食後)

レンドルミンを減薬する

前回から約1か月後の診察の日、ここまで順調に減薬できていることを先生に報告しました。

「うまくやってるね!その感じでOKOK!しんどかったら戻せばいいだけだからね。」

「ここまで何となくな感じで減らしてきたんですけど、レンドルミンとワイパックスどっちを先に減らしたらいいかわかんなくて。まだ子供の夜泣きもあるし、睡眠は大事にしたいんですよね。」

「ならレンドルミンをワイパックスに置き換えていったら?そこまで減らせてたらレンドルミン止めて、夕方にワイパックス×1、寝る前にワイパックス×1でもいいと思うよ?」

目からウロコ…

「レンドルミンやめてワイパックスをまた2錠にするってことですか?」

「そうそう!ワイパックスって一番身体に自然に効く薬だから、レンドルミンより止めやすいと思う。不安だったり、眠れなかったらレンドルミン半錠にして出してあげるから、それ追加で飲んだらいいよ!」

なるほど…

というわけでレンドルミンをワイパックスに置き換えるという不思議な減薬がはじまります。

しかしこれが私には大当りでした。

夕方にワイパックス×1(0.5mg)、そして寝る前にワイパックス×1(0.5mg)を飲む。トータルの薬が減らない安心感からか、これでレンドルミンの置き換えがすんなりできたんです。

眠りにくいときや、ちょっと心配だなと思うときはこの時も迷わずレンドルミン半錠を飲み、しっかりと睡眠時間を確保するようにしました。

すると自然に夕方のワイパックスをまた半錠とかに減らすことができるようになり、最終的には寝る前のワイパックスを19時くらいに飲むという感じで1日1錠のワイパックスまで薬を減らすことができました。

この時点での服用は以下の通りです。

  • ワイパックス0.5mg(19時くらい)
  • セルトラリン25mg(夕食後)

ここまで減薬をスタートして多分3~4か月程度の話だと思います。今思えば思うほど、本当に良い医師に診てもらえたなと思います。

次回はいよいよSSRIセルトラリンの減薬、そして断薬に入っていきます。

産後鬱 減薬から断薬へ
医師の元、ベンゾジアゼピンの減薬を進めていたわたしですが、ここからSSRIのセルトラリンの減薬に入っていきます。 過去に「水溶液減薬」から断薬を経験しましたが、今回は医師の指示のもと減薬を行い、特に大きな離脱症状などは感じず減薬をすす...
この記事を書いた人
わたしさん

不安障害や産後鬱を経験した30代ワーママ。
怪獣のような1歳児と、仏のような旦那さんと3人暮らし。

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