減薬の記事に関するアクセスの多さにちょっと驚いている今日この頃です。
ということで、ちょっと前から書きたいなと思っていた内容を書いてみますね!
私の減薬方法は薬を水に溶かして減らしていく、水溶液減薬です。
水溶液減薬をやる前は錠剤をカットして減らしてく漸減法をとっていましたが、医師にいわれるまま1/4カットで進行して一度断薬までしましたが、大きな離脱症状が出てしまい、薬の服用を戻しました。
今回、水溶液減薬で再び断薬に挑戦している中で、最近やっと自分の最適な減薬のペースなるものを掴めて来たような気がしていますので、水溶液減薬の利点と合わせてまとめてみたいと思います。
*決まり文句で大変申し訳ありませんが、減薬や中止による不都合(離脱症状など)については責任を負いかねます。あくまで私の個人的体感によるものですので、ご了承頂き、記事を読んでください。
この記事の目次
水溶液減薬の利点
水溶液減薬への経緯
水溶液減薬の存在は、減薬をはじめるときからネットで調べて知っていました。
しかし、私は細かい性格でもなかったし、服用から減薬を決心するまでわずか3ヶ月だったので、水溶液減薬で長期期間をかけるよりも、まだ薬によって依存形成されていないと信じ、ざっくりとした減薬をはじめました。
初めの頃は、離脱症状があったとしても耐えれば治ると思いましたし、何より断薬することが私の全てでした。
しかし、結局断薬しても治るどころか、離脱症状が緩和する気配もなく心が折れて失敗しました。
立て直さないと厳しいと判断してから、迷いなく服用しました。
私の服用は、恐らく他の方に比べると短いものなのかもしれないし、飲んでいる薬の量も少ないのかもしれない。でも離脱症状が出てしまっている事実がある。無理しても意味ないと思い、一番負担が少ないとされる水溶液減薬に挑戦してみようと思いました。
水溶液減薬をスタートしてみて
急な減薬の離脱症状がちょっと落ち着いてきたかな?という頃に、まず飲んでいる薬の5%を減らしてみました。
正直5%減らすだけでも、一度失敗している経緯があったので相当ビビっていました。(笑)
結果5%減を9日続けましたが、初めのころは以前の離脱症状の尾を引いていたので正直しんどいままでした。
しかし、ゆっくりとステイしながら減薬を続けていくごとに症状が落ち着いてきました。
このゆっくり減薬の間に私の脳は回復していったんだと思います。
詳しい経緯は再減薬の経過報告にまとめていますので、こちらをご覧下さい。
水溶液減薬の利点
私が感じた水溶液減薬の利点をまとめてみます。
- 離脱症状が耐えられる範囲になる
- 微量減薬なので心理的負担が少ない
- ちょっと強めの離脱症状が出ても、戻す量が少なくて済む
- 日常生活への支障が減る
逆にデメリットをあげると
- 水溶液を作るための道具の購入
- 水溶液を毎日つくる手間
- 私の場合は服用時間を分散させているので飲み忘れ注意
くらいです。
言わせて頂きますが、私はスーパーウルトラ級の面倒くさがり屋です。
めんどくさくても自分の体調に関わることなら全く苦でもないし、できるものなんです。
追記:
そして断薬後に水溶液減薬の最大のメリットにも気づかされました。その記事も書いてみました。

減薬のペースが掴めてきた?
同じ水溶液減薬で断薬を成功させた先人達のブログを読んでいて、成功者の方って「減薬のペース」をなんとなく掴んでいるなと感じていました。
今、水溶液減薬をスタートして3ヶ月目ですが、最近やっとそのペースなるものが見えてきた気がします。減薬をはじめて3ヶ月目でやっとほぼ離脱症状を感じなくなる日がでてきました。
それを基準に減薬を行ってみたところ、私の場合は5%減薬を1週間から10日間ステイさせるのがベストなのではないかとなんとなく感じてきました。
離脱症状に関しては減らし始めて5日目くらいまではちょっとキツイのですが、6日目、7日目くらいからすーっつ消えていく感覚です。
10日経つとほぼ消失する感じなので、このルーティーンだと信じてこれからもゆっくり進めていきたいなと思っています。
減薬で一番大切なことは心が折れないこと
水溶液減薬をはじめてから強く感じたことは「減薬は心が折れないこと」が鉄則だと感じました。
人間っていつ終わるか分からない、目に見えないものに対する恐怖が半端ないんだと思います。だから離脱症状って嫌なんですよね。
でも、ペースを掴んで離脱症状が治ることさえ分かれば、怖くないし、頑張れるはず。
微量減薬だとそれが実現できるから、ゆっくりでも前に向かって進んでいけると思うんです。
何回も書きますが、これから減薬に挑戦される方は、ネガティブな情報は選ばず、自分にとってポジティブな情報を選んで下さいね!!
コメント